読書メモ

『女子の本懐―市ヶ谷の55日』(文春新書)(小池百合子)読了

基本的に政治家が書いた本には全く興味が無いが、古本屋で偶然見かけて何となく買った。思いがけず面白い本だった。 あくまでも小池氏の立場から書かれているので、他の関係者、特に守屋元次官の立場から同時期の顛末を文章にしたら、同じ事実に関してもまた…

『断る力』(文春新書)(勝間和代)読了

久々に読書メモを書きたくなった。 筆者の言う「断る力」というのは、「周囲に流されずに適切に判断し、それを相手に伝え、望む結果を実現していく能力」だと理解した。読む前までは、交渉術に近い内容なのかと思ったので、タイトルから想像した内容と実際の…

『悩む力』(集英社新書 444C)(姜尚中)読了

姜尚中さんの本を二冊連続で読んだ。自分も常日頃からいろいろなことに悩んでいると思うが、姜さんに比べれば足もとにも及ばない。この人はプロの「ナヤミスト」とでも言うべきか。 まあ、このような境地に達する必要は全く無いと思うが、何となく穏やかな共…

『ニッポン・サバイバル』読了

前から姜尚中さんの本は一度読みたいと思っていた。テレビで見たときの印象と同じ、穏やかな語り口で、普段あまり考えていない話題にスルスルと引き込まれる、不思議な感じの本だった。

『仕事を成し遂げる技術―ストレスなく生産性を発揮する方法』読了

amazon から日曜の昼間に届いて、日曜と今日の二日間で読み切ってしまった。 やはり目的が先に決まっていると速く読める。 集中的に時間を割いたのが良かったのかも知れない。都合 10 時間程度を二子玉川のスタバで過ごしたと思う。読書環境としては自宅より…

『「情報を見せる」技術 〜 ビジュアルセンスがすぐ身につく』

今日たまたま書店で目に留まったので購入。Amazon リンク ---> 『「情報を見せる」技術 〜 ビジュアルセンスがすぐ身につく』 (中川佳子 著/光文社新書)まだ半分程度流し読みしただけだが、特に気に留まった文を以下に引用する。 意識すべき点は、ビジュ…

『1 分間エンパワーメント』読了

風呂場で読み終えた。大したボリュームの本ではないが、風呂場でタラタラ読むと時間がかかる。組織が自律的に動くための、情報の共有、自主管理領域の設定、階層構造の見直しなど、今の自分の職場の状況と対比させて考えると非常に納得がいった。isbn:447835…

仕事関係の本を二冊購入

『会社を守る「防災マニュアル」のつくり方―防災リスクマネジメントのすすめ』 『図解入門ビジネス 最新 リスクマネジメントがよーくわかる本―トップカンパニーが教える「危機管理学」入門』

『続「超」整理法・時間編 タイム・マネジメントの新技法』読了

風呂場で読み終えた。 もともと野口悠紀雄氏の文体は好きだし、『「超」整理法』で紹介されていた押し出しファイリング法を職場で実践しており、さらに昨年末あたりから同氏考案の「超」整理手帳を愛用しているような私なので、ここで展開されている理論(?…

『残業しない技術』(梅森 浩一/扶桑社)読了

一日でサクっと読み終わった。 短時間で仕事を終わらせて残業しないための方法と、嫌われずにさっさと帰る(ときには騙す)ための方法との両方が書かれている。既に実践していた方法もいくつかあったが、まあこれだけいろいろな方法があれば、自分の職場に合…

『バカの壁』読了

実は何年か前から、自分の意見のことを「間違ってる」と言われることに、妙にむかつくようになっていた。他の人から「間違ってる」と言われることは昔から多々あるのだが、ここ数年は、「間違ってる」と言われるたびに、「『間違ってる』んじゃなくて、あん…

「知る」ということ(養老孟子『バカの壁 』)

最近、養老孟子の『バカの壁 』という本を読んでいるが、この中で目から鱗が落ちたというか、なるほどそうだったのか、と合点がいったことがあった。「知る」ということは、それによって自分自身が変わるということなのだ。ものの見方や考え方が変わったとか…

『覚悟の法則』(弘兼憲史)読了

ブックオフで購入。風呂で読んだ。 自分がこういう生き方、考え方をするかどうかは別としても、書いてあることには筋が通っていると思ったし、こういう考え方は好きだと思った。 著者は自分が典型的な「団塊の世代」のような書き方をしている。本当にそうか…

『7 つの習慣』

パラダイム変換とは、「ああ、なるほど」と、違う解釈で事実を認識できるようになる瞬間のことである。「原則」(Principle)とは何か? 人間が生まれながらにして持っている公正さ、誠実さ、正直さ。 P/PC バランスが最適に保たれたときに最も効果的な結果…

『おカネの神様に学ぶ個人投資家のすすめ』(三原淳雄・木村剛/筑摩書房)

(2003 年中に読了したときのメモ) 自分自身が株式投資を始めるにあたって、最も大きな契機になった本。 バフェットやリンチの言葉をそこまで大量に引用しなくても、自分自身の言葉で語ってくれれば良かったのに、とも思えるが、全体的に分かりやすく書かれ…

『神の刻印(上・下)』(Graham Hancock/凱風社)

(2003 年中に読了したときのメモ) 世界史の勉強をしたことの無い私には、少々辛いものがあった。 フリーメーソンとか、聖書、テンプル騎士団とかの周辺に関する知識をもう少しつけた上で 改めて読むと、さらに面白く読めるかもしれない。 途中の調査の過程…

『いつも「忙しい」を言い訳にする人たち (Beth Sawi/大野晶

(2003 年中に読了したときのメモ)自分自身の人生におけるプライオリティを考える。『7つの習慣』の中で「目的を持って始める」、「重要事項を優先する」に対する、より実践的なアプローチである、と私自身は考えている。自分自身が、普段の生活の中で(特…

『FISH!』(Stephen C. Lunden・Harry Paul・John Christensen/相原真理子訳/早川書房)

(2003 年中に読了したときのメモ)いかに仕事を楽しむか。仕事をつまらないと思うときの自分の状況をどう考えるか、という部分は、『7つの習慣』の「刺激と反応の間の隙間」の考え方に通じるものがある。 自己啓発的な内容だが、説教臭くないのが良い。短い…

『金持ち父さん_貧乏父さん』(Robert Kiyosaki/筑摩書房 ISBN:4480863303)

(2003 年中に読了したときのメモ)お金に関するパラダイムシフトのきっかけ「お金を儲ける」という、非常に基本的な問題に関して、いかに自分が基本を知らなかったか、ということを思い知らされた本。仕事に対するスタンスまで変えてしまう力を持っている本…

『ムー大陸の謎』(金子史朗/講談社現代新書)

(2003 年中に読了したときのメモ)期待外れ。本来、興味のあるテーマなんだが、いかんせん文章にまとまりが無さすぎて、 結局何が言いたい本なのか分からなかった。 ムー大陸に関連があると思われる遺跡や資料などが、いろいろ広範囲に紹介されているのだが…

『プロフェッショナルの条件』(P.F.Drucker/ダイヤモンド社)

(2003 年中に読了したときのメモ) 「知識労働者」とは何か? フレデリック・テイラーという人について、今まで何も知らなかったことが不思議。