『「情報を見せる」技術 〜 ビジュアルセンスがすぐ身につく』
今日たまたま書店で目に留まったので購入。
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(中川佳子 著/光文社新書)
まだ半分程度流し読みしただけだが、特に気に留まった文を以下に引用する。
- 意識すべき点は、ビジュアル表現に関わるものを、「アート的なひらめきなどかなり個人の感受性に頼った部分」と「ロジカルに積み上げていける技術的な部分」にわけて考える、ということです。(中略)「テクニック」と考えるなら、練習すれば必ず手に入る対象であるとイメージすることができます。
- どのような企画書でも、ビジュアル・プレゼンテーションでも、まず第一に考えねばならないことは”目的の設定”です。
- 多くの場合、デザインをすることには、「何らかの意図を持って、作り上げるものに性格を持たせる」という前提があり、できあがったコンテンツは「特定の目的のために」使われるはずです。ですから、制作時には、はっきりとした「テーマ」と、それに見合った相乗効果のある「表現」を選択する必要があります。
- 良いデザインは、何時もよく整理されたルールに則って展開されていきます。(中略)ルールが適切で明快であればあるほど、選ばれたテーマはよりクリアに、その主張するところをうまく表現することができます。つまり、ターゲットに対して、うまくコミュニケートできているということです。
ビジュアル的なデザインだけでなく、文章表現にも通じる内容のように思われる。