「知る」ということ(養老孟子『バカの壁 』)

最近、養老孟子の『バカの壁 』という本を読んでいるが、この中で目から鱗が落ちたというか、なるほどそうだったのか、と合点がいったことがあった。「知る」ということは、それによって自分自身が変わるということなのだ。ものの見方や考え方が変わったとか、行動が変わった、ということがなければ、それは「知った」とは言わない。つまり、そのくらい自分自身が常に変わっているということだ。かつて PIM で、行動に繋がらなければ、それは「決意した」ことにならない、と言われていたのと全く同じだと思った。