『神の刻印(上・下)』(Graham Hancock/凱風社)

(2003 年中に読了したときのメモ)

世界史の勉強をしたことの無い私には、少々辛いものがあった。 フリーメーソンとか、聖書、テンプル騎士団とかの周辺に関する知識をもう少しつけた上で 改めて読むと、さらに面白く読めるかもしれない。

途中の調査の過程は、上のような問題をかかえたままでも十分面白く読めたが、結末は少々あっけなかった感じ。きっとアークは間違いなくここにあるのだろう、ということ自体には同意できるけど、やはり状況証拠でしかないので、ちょっと弱いかなと思う。まあアークそのものを見られないのは仕方ないんだけど。