保育園に行けない子供

今日たまたまテレビのニュースで見たのだが、喉頭軟化症という病気のおかげで、保育園に通えない子供がいるそうだ。この病気については、下記サイトで詳しく説明されている。
http://totoyuki0120.ld.infoseek.co.jp/kai.html

喉を切開して器具を装着しているため、一日数回、痰を吸引する作業をしなければならない。この作業が、看護士または家族が行わなければならない「医療的ケア」であり、保育園でこれを実施できないから、受け入れられない、と言うことなのだそうだ。
中には、家族や看護士が付き添って通園できているケースもあるのだそうだが、取材に応じていた家族の場合は、子供が自分で練習して、自力で吸引できるようになっていた。しかし、それでも認められず、この子供と両親は、保育園および小学校への入園・入学を認めるよう、市(東京都東大和市)を相手取って裁判を起こすという。

他人事ながら、責任を取りたくない、面倒な前例を作りたくない、という姿勢が見える役所には腹が立つ。子供が教育を受ける権利を尊重した判決が下されるよう切に願う。