大学教員も大変

特に用事は無かったのだが、近くまで行ったので、母校に立ち寄り、手みやげを持って同期の友人の研究室を訪ねた。
アポ無しで行ったのだが、たまたま授業などの予定も無かったので、しばらく雑談していたが、大学教員も大変だ、とつくづく思った。
訪ねたときは、ちょうど書類手続きの作業をしているところだった。テーブルの上には交通費の精算書類が並んでおり、これを Web から入力して手続きするのだそうだ。どうもシステムの使い勝手が相当悪いらしく、ずいぶん文句を言っていた。しかも金銭面は全て大学本部で処理しているらしく、書類の不備などがあると本部との間でのやりとりになるので、時間も手間もかかるらしい。もう少し偉くなれば秘書がつくらしいのだが (^_^; 。
大変なのは事務手続きだけではない。大学の中で情報システムの運用や広報などもやらされている。大学の中で彼の年代の人数が少なく、しかもいろいろな役割を期待される年代なので、やむを得ないらしい。
しかも、大学の外ではあちこちでナントカ委員とかいう肩書きが十個以上あるらしい。頼まれると断れない立場なのだとか。
辛うじて授業や卒業研究の指導などはできているようだが、自分自身の研究活動はほとんど出来ないらしい。


何か間違ってないか?