文章を「書く」ことの効用

今日読んだ『プレジデント』2005.10.17 号に、文章を書くことの効用が載っていた。キーボードから打つのではなく、自分で字を書くのだ。これによって脳が活性化される(逆に、これをやらないと脳が働かない)のだそうだ。
私は普段、よくメールの中でも、「昨日のメールに書きましたが...」などと、キーボードから文章を打ち込むことに対して、「書く」という言葉を使ってしまっているが、打つことと書くことは本質的に違うのだ。
キーボードからの入力は、訓練すれば猿でも出来る(キーを押す順番を覚えればよいから)が、字を書くことは猿に訓練しても出来ない、という。本当に猿がキーボードを叩けるようになるかは別としても、この一言に、文章を「書く」ことと「打ち込む」ことの違いが表現されていると思う。

外出先でも思いついたことを書いておけるようにしたいと思って、ノートパソコンを持って出かけることが多いが、これからはむしろノートとペンを持ち歩くようにしたいと思う。