Olaf Ott

昨日、東京吹奏楽団の定期演奏会を聴いてきた。目当ては当然 Olaf Ott の T-Bone Concert。
休みなく吹き続ける部分が多く、伴奏側も結構厚いオーケストレーションになっているところが多くて、ソリストには厳しい曲なのではないかと思われるが、素晴らしい演奏だった。伴奏があれだけ鳴らしていても、吹き方しだいでしっかり聴こえるものなのだと、改めて思った。
音色がいい。明るく、芯がありつつ柔らかく、しかもイントネーションがはっきりしている。結局バランスがいいということなんだろうなと思う。
演奏会の最後にアンコールで再び出てきてチャルダッシュ。これも見事。 この人はこういう色物をやりそうなイメージではなかったが、これもサービス精神か。トロンボーンチャルダッシュを生で聴いたのは初めてだが、初めての生チャルダッシュが Olaf Ott というのも幸せな感じがする。
その場で CD を買ってサインをいただいた。


その他に思ったことといえば;

  • 全体的に Euphonium にしっかり存在感があった。演奏会の中でこのような存在感のある Euph. を聴いたのは久しぶり。
  • 吹奏楽団のプロの演奏もたまには聴いておくべきだ。オーケストラとは違う気づきがある。